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2020年3月17日
2020年全日本ダートトライアル選手権第1戦 京都

2020年の開幕戦は京都のコスモスパークで行われた。
昨年度から車両のポテンシャルアップでエンジンを2.2Lに変更したのと天井とドアをそれぞれカーボンとFRPにして軽量化した。エンジンはトルクが出て非常に速くなったし軽量化も体感できる位コーナリングが良くなったので楽しみだった。

練習走行1本目、路面はセミウエット。途中アンダーが何回か出てしまいタイムロス。
結果はトップ炭山選手から0.8秒落ちの2番手タイム。まあ中古のドライタイヤなので上出来でしょう!という事で練習走行を終えた。

そして決勝当日。雨は振っていないが路面は乾ききらずにセミウエット。
タイヤはヨコハマのドライ用A053をチョイス。
昨日もそうだったがスタート後の2コーナー目の右コーナーで思ったほど姿勢が付かず微妙にアンダー、ストレートを走っているとワイパーが上がって来た!!そうしていると奥の曲がる所を間違えそうになりタイムロス(泣)その後も外周2周目出口でアンダー。
その後の島周りも後半もアウトに出てしまった。ワイパーが気になってミスを連発してしまった。結果はトップ炭山選手から1.3秒落ちの3番手。2番手は谷田川選手。

あれだけミスして1.3秒は今までなかった位だ。昨年なら1.5‐2秒は負けていたのではないかと思う。車は確実に速くなっている!

そして2本目
路面も良いくらいに乾いて来てタイヤも硬質用に変更!
ワイパーも取り外したのでもう視界を遮るものはない。
スタート後のストレートであれ?タイヤの空転が多い?ただ1本目よりは若干車速は乗る感じはある。1コーナーから2コーナーまでも少し空転が多い。
2コーナーも少し抑えたがやはりアンダー傾向が出た。
ストレートエンドの左では1本目にミスしているので慎重に行ったがラリーのコーション並みに抑えてしまった。その後も微妙な感覚のずれと闘いながらなんとかミスを最小限に抑えゴール。結果はトップ炭山選手から0.8秒遅れの3番手。
まあこの走りでは仕方ないという感じだった。

最大の違和感はエンジンの性能が上がった為にA036がいつものように扱えなかった所。
今年初めて使ったがストレートの3速でも空転が多くアクセルを抜くのかそのまま空転しながら走るのが良いのか迷ってしまった。コース後半からはシフトアップする回転数を少し下げて対応した。いつもは路面が掃けてA053が空転しなくなってからのA036が効果抜群なのだが今回のケースで言えばエンジンのパワーがあるのでまだA053で行った方が良かったかも知れない感じだった。エンジンパワーが上がった分A053のレンジが少し硬質路面寄りに使えるようになったかも。
後は全体的にアンダー。1発で進入を決められるコーナーは良いが、大きなGが長くかかるとアンダーだった。このアンダーのおかげで所々消極的になってしまったのは事実。
まずは次回までにサスペンションを合わせて行きたいですね!


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