全日本ダートトライアル第10戦優勝しました！！
前回のブログから「第6戦でトップから1.5秒差、第7戦で0.7秒差、第８戦で0.5秒差、今回0.15秒差、たまたま？かも知れないがトップからの差は着実に詰まっている！！
次回広島はもしかしたらあるかも～（笑）」
ありましたね～（笑）タイム差も2位と0.25秒。
面白いように5戦右肩上がりになってくれました。

練習走行では1本目トップから0.8秒落ち、2本目はトップから0.6秒秒落ちタイヤは不利を承知で二回とも硬質タイヤを使用した。決勝は間違いなく路面が掃けるのでこれ以上負けることは無いことが確認出来た。セッティングも変更し決勝に臨んだ。

決勝日、天気は晴れ
１本目はタイムが出ないのがわかっていて硬質タイヤのA036をチョイス。理由は今庄のブログから「スタート後の数コーナーで自分の予想を上回るレスポンスとグリップが出た！
しかし．．．その予想外のグリップでタイヤ1、２本分ラインが内側になってリズムが崩れた。
戸惑っている間に左ヘヤピンがやってきて戸惑いながらサイドを引くとなんとすぐリヤのスライドが止まりアンダー（泣）なんでもないコーナーでミスってしまった
」タイヤを1本目２本目で種類を替えるとどうしてもミスするリスクが高くなる、だからと言って様子見すると0.2～0.3秒程ロスするのも事実。まして今回はストレート後の4速から2速ヘアピン。絶対にギリギリでブレーキを入れたい。たぶんそれくらい頑張らないと勝てない。精神的には1本目に上位に入って気持ちよく2本目を走る方が楽なのだが、「勝つ」となるとこの作戦しかなかった。ほぼミスも無くゴール。若干ストレートエンドのブレーキングが甘かったくらい。タイムはトップ鎌田選手から1.1秒遅れの5位で中間も5位。鎌田選手は完璧な走りだったらしい

タイム分析するとスタートから橋までの区間で0.4秒負け、後半ショートカット下って曲がった所からバンク内側を曲がり終えるまででなんと0.7秒負け。その区間での負けが総合タイムに響いていた。ミスしたわけではないのでヨコハマタイヤユーザーで053を使った選手とのタイムを比較するとやっぱり同じだけ負けていた。決勝2本目はその区間がどれだけ路面が掃けるか？にかかってきた。

決勝2本目、路面も良くなってきたのでショックの圧側と伸びもターマック寄りに変更。
見ていた大原さんが「攻めるね～」と笑っていた
そしてスタート！
1本目から同じタイヤなので1コーナーに対する不安もない。路面が少し掃けたぶんちょっと奥まで我慢してアプローチ！完璧だった
その後もほぼノーミス。
ギャラリーコーナーであまりに調子が良いので4速で進入しそうになり途中で修正して3速に落とした際に少し失速したがラインは外れなかった。ショートカット下りのブレーキングも完璧！その後もノーミスでゴール！好タイムの予感があった。
残りは8人。すぐ後ろの強敵ライバル2人を待つ、鎌田選手２番手、炭山選手2番手！この時点で優勝確率がかなり上がって来た、その後も逆転されることなくラスト2台。
ここで宮入選手が中間ベスト、自分より0.2秒速い。ただ後半は完璧だったので結構自信があった。結果は3位でゴール、ラストゼッケンの谷田川選手後一人
自分も優勝がかかっているが炭山選手もここで谷田川選手に勝たれるとヤバいみたいな話にもなっていて二人のチャンピオン争いにも注目してみんなで走りを見ていた。
すると林間から飛び出すところでなんと車があおられて土手にヒット、
これで勝負は決まった。

今年フィエスタを投入して10戦目にして待望の勝利だ。
ただ今回はたまたま決勝２本目一発作戦と地元コースだから成功しただけでまだ勝てる位置にいないのも事実。昨日２位の炭山選手のインカーを見たがミスしていなかったら後0.5秒は負けていた感じだった。シーズンオフに残りの0.5秒を詰められるように車の方で頑張りたいと思う。
多分来年は現状タイムから0.5秒～0.8秒アップの戦いに突入するとみている。

今年の予定していた参戦はこれにて終了。
サポートして頂いた企業の皆様、個人の皆様、チームの皆様、ファンの皆様のおかげで最高の状態で活動することが出来ました。本当にありがとうございました！今年はテスト参戦と位置づけ準備して参りましたが後半2戦で2位、優勝と来年につながる戦いが出来たことで来年はチャンピオンを狙って行きたいと思います。またいろいろとご無理を言ってご迷惑をおかけするかも知れませんがまた来年もよろしくお願い致します。

そしてシリーズチャンピオンになった炭山選手おめでとう！！
さすがです！ひたひたと後ろから来る足音が聞こえてきませんか？（笑）
Dな皆様もまた来年遊んでくださいね～楽しいバトルまたやりましょう！

またこれを読んだ方々、是非会場に足を運んでみてくださいね～
みんな鬼気迫る走りをしていて絶対面白いとおもいますよ～
ではまた