全日本ダートトライアル選手権もついに最終戦となった。
現在シリーズ１位だが2位の梶岡選手とは4ポイント差で梶岡選手が優勝すると逆転でシリーズ2位に落ちてしまうと言う「絶対に負けられない1戦」だった。
車の方に変更はないがいつも新品タイヤを2セットしか持ち込まないのに4セット持ち込んだ。もちろん少しでもアドバンテージが出るように。

練習走行は台風の影響で1本となった。例年と同じでほぼ本番コースなので参考になる。
いつもは本気で走らずセッティングや車の調子を見ながら走行するが今回は全開でタイヤも練習走行なのに新品投入、そのおかげでトップタイム！しかも２位梶岡選手を２秒引き離す事に成功した。予想以上に最高の気分で一日を終えることが出来た。

そして決勝当日、天候は曇り時々晴れ
１本目、１クラス前に散水が入って半分は路面が濡れている状態。
作戦はこうだ、２本目は少し散水量を減らすと思うのでどうせ２本目勝負になるはず、それならば２本目のタイヤ選択を迷わないように現状の路面で硬質タイヤのA036を試そう、ここで好タイムならもう少し散水を減らした２本目は間違いなく硬質タイヤ路面となるはず。
これで2本目のタイヤ選択に迷わない！

そして1本目のスタート
スタートしてタイヤもなかなかグリップ感もあり良い感じ！
砂利が多く見えるが多分路面に薄く乗っているだけなのでトラクション感もある。
途中橋の手前で２速で走ってエンジンがストール気味で少しミス、モンテカルロコーナーもリヤタイヤが少し土手にヒットしてロスしたくらいで後はOK。
タイムはトップタイム！２位の梶岡選手に1.3秒差を付けることに成功した。
上出来だ！これで2本目はA036で間違いない！

２本目
タイヤは硬質のA036をチョイス。
前クラスのSC1クラスのタイムがあまり良くない。
散水が予想より多いせいか？？
しかしながら１本目と同タイム位は出ているのでミスを減らせばタイムアップは可能な感じだ。

そして運命のスタート
１本目にエンジンストール気味になった橋手前もきっちり１速に落とし問題なく通過！
その後の高速Sの侵入でリヤがひっかかり少しロス、その後のモンテカルロコーナーもまたリヤが浮き砂利にあたりロスしたがそれほど車速は落ちないのでOK。
その後は完璧に走れた！小さなミス２ヶ所で0.5秒以下のミス位か。
結果は0.6タイムアップで1分45秒台のトップタイム！
残るは梶岡選手のゴールを待つ！
西本アナが1分46秒...この瞬間に優勝＆2018年のシリーズチャンピオンが確定した！
これで2015、2016、2018と4年で3回のチャンピオンを獲ることが出来た。
これを手土産に来年はトップカテゴリーのDクラスにステップアップしたいと思う！
車は夏から準備しているので多分開幕には走れそうな感じだ！

今年一年応援して頂いたスポンサー様、ファンの皆様方、本当にありがとうございました！
来年は活動をさらにレベルアップしてもっと面白くしたいと思います！
また来年もよろしくお願い致します