全日本ダートラ第７戦は福井県の今庄で行われた
今回以前から変更したかったリヤスプリングを交換して公開練習に臨んだ
少しオーバーステアになったが予想通りの良い動きになった。

今回の練習走行はあえて砂利が多いときに硬質用０３６を使い、砂利が掃けて来ると散水後をカバーする為に持ち込んだミシュランタイヤで走った。
結果、他車比較でそこそこの砂利でも０３６でいける事がわかり、反対にミシュランはソフトコンパウンドなので硬質になると厳しい事がわかった。

これで硬質路面、「硬質路面少し散水」を０３６、「硬質路面結構散水」をミシュランで行くことに決めた。そして次の日の天候は降水確率５０％だった。

本番当日、昨晩の雨でちょうど良い位にウエット。そしてＮ２クラスが終わり乾きそうになってくるとＳＡクラスからまた雨が降り始めた。
天候的、流れ的に非常に良かったのだがＳＣ１が走るころにかなり雨足が強くなった。
しかもリタイヤする車があるのか競技の進行がガタッっと落ちた。
さらに出走２台目になりまた待ち時間。待たされ過ぎでガラスの曇りも気になる、ちょっとやばそうだった。

そしてスタート。

スタートして１コーナーのアプローチで少しフロントが逃げるが想定内なので完璧にクリア、そしてその後も今年一番の良い走りが出来ている。
変更したテインのバネとウエットでのミシュランタイヤがかなり利いている。
珍しくほとんどノーミスだったがコース後半でフロントガラスが曇ってイン側と距離感がつかめなくなって痛恨のミス。後で聞いたらそこで0.7秒のロス。
トップ磯貝選手からは1秒遅れの5番手タイム。

結構滑るので2本目は今以上のタイムは望めない、タイヤカットして2本目に臨んだ
勝つチャンスがあるとしたら2本目に1本目以上に路面が乾く事が必要だった。

しかし無情にも天候は更に悪化して大雨になりコースに巨大な水溜りが出来たりした。
2本目当然のようにドライのカットタイヤで走った自分はハイドロ状態...1コーナーに行く前のストレートで無理だな～と思い、１コーナーのブレーキングで曲がるポイントが遅れ20㎝程の溜まりきったマッドにつかまりゴールするもタイムを気にするようなタイムでなく終了した。

ダートラ場恐るべし！

すり鉢のようになってアップダウンの少ないダートラ場は大雨が降ると水が流れるところが無くなるのですね！初めて知りました。

6位だったがシリーズを争っている平塚選手、吉村選手よりは上の順位だったので取りあえずは良かった。シリーズチャンピオン争いは最終戦に持ち越された。
チャンピオン争いはほんの少しだけ有利な位ですね（笑）
頑張ります