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2014年4月23日
全日本ダートトライアル選手権第2戦
今回は九州の恋の浦での開催だった
初めてのコースで楽しみにしていたがアップダウンありギャップありハイスピードセクションと島周りセクション、晴れたらグリップがあるが雨なら結構滑るコースで個人的には好きなコースだった。
練習走行の当日は雨上がりの晴れ、練習走行では多少アンダーが強かったが本番に向け修正しておいた。
練習走行では2本とも総合トップのタイムで本番が楽しみだった。
そして本番
雨が夜に降りタイヤ選択に迷う。SA2が走るころに乾きかけていた路面に雨が降り後半ゼッケンのタイムが低迷しているので仕方なくウエットのヨコハマA031をチョイスした。
何故仕方ないのか?練習ででも使っていれば良かったのだが実はこのタイヤを使うのは初めてだったから。一発勝負のダートラで初めてのタイヤパターンを使って走るのはさすがにタイヤの使い方がわからないと言う不安があった。
予想通りタイヤの良い所を使うことが出来ずブレーキングからコーナリング初めで抑え過ぎそこからあわててアクセルを踏むので後半にアンダーと言うダメな走りになってしまった。この後半アンダーには路面が影響していて路面が掃けて固い路面なのでアンダーが出ていたのだった。結果で言うとドライタイヤで行くべきだった。
結果は3位
二本目、雨も上がり全車タイムアップしている
路面もドライで練習走行の時よりもグリップが良さそうだった。
練習走行の時に足も調整しバランスもドライではかなり良くなっているはずだしギャップが増えるとTEINのFRSの効果が倍増する。「死角無し」のはずだった。
そしてスタート、鬼門の1コーナーも上手く走れ大西さんのビデオのおかげで奥のクレスト後のブレーキングも完璧で練習走行ではアンダーが出ていたコーナーでもアンダーが出ない。車のバランスも95点な感じで道は悪いがアクセルは問題なく踏める
島周りもロスなく曲がり後半に入った所でリヤの足が少し柔いみたいで大きなバンプタッチが2回程あった。走りながら「ハイスピードバンプが柔かったな~まあ飛ばされないからいいか~、バランスは良いし」と思った。
車が良いときはコントロールが楽なのでいろいろと運転していて余裕が生まれる。良い傾向だ!
そしてギャラリーから見えなくなった3速の左ちょい曲がり込みコーナーで突如そのハンドリングが乱れた。ここから曲がり込みでハンドルを切り足ししてアクセルを踏んで向きを更に変えようとするとありえないアンダーが出た「えーーーー!!??」
まさかパンク??第一戦の事が脳裏によぎる
しかしアンダーでラインが1m程ずれたがそれなりのスピードでは曲がれた。
「スローパンクチャ―かも?」
少しスピードを抑えて奥ののぼりのアプローチをするとそれ程問題ない。そしてアクセルを入れると急激にイン側にオーバーステアになった。
修正してもう一回アクセルを入れるとまたまた車が右に曲がる...駆動抜けしている。
終わった.....
中盤まで良かっただけに放心状態
パドックでタイヤを上げて回して見ると簡単にクルクル回る。
リヤデフの中でドライブシャフトが折れているかデフ関係だろう
今季車は良い状態なのに決勝タイムの時に2戦続けてリタイヤ。
ショックも良くなり、デフも良くなり、エンジンも良くなりアクセルを踏めるようになると今度は疲れのたまった駆動系に負担がかかった感じ。フロントドライブシャフトは新品に交換したがリヤは交換しなかったのが悔やまれる。
次戦までにいろいろと見直して完璧な状態にして行こうと思う
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コメント(2)
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