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2013年5月29日
全日本ダートトライアル選手権第3戦北海道

今回は残念ながら6位だった。
事前にカーボンLSDの仕様変更に新品エンジンECU、ACDのECUも従来の物が修理から帰ってきた。
したがって自分の中では完璧なはずだったのだが...。

練習走行前日の深夜に事は起こった。

新品エンジンECUだけではデータ変更しないと使用出来ないことがわかり、
そこから岡山のチェリッシュと静岡のHKSから部品を手配した。
幸いにも24時間対応の運送屋さんがあり土曜日の夕方、千歳空港に部品が到着した。
当然練習走行は走れず完熟歩行だけで終えた。

この練習走行で走れなかったのが今回の最大の敗因だったように思う。

部品が届きサービスパークで作業を終えたのは23:00頃だった。
夜の砂川は寒いし足を骨折しているのに来てもらっているHKSのO竹さんには酷だっただろう。
何とか終了し本番に備えた。

本番当日作戦を立てた。
1本目は9割の力で走りセッティングに専念して2本目に勝負すると言う作戦。
実は心配事が2つ。
仕様変更後のカーボンLSDと修理を終えたセンターデフECUとの走行は初めてという事。
もう一つは前回の九州で舗装用のセンターデフECUを使った時にブレーキバランスをフロント寄りに変更していてその調整が全くできていない事だった。
ブレーキバランスを細かく調整出来る無段階のバルブ式を使っているので全く昨年の位置がどこだったかわからない。こういう時がノッチ式だと簡単なのだが。

そして1本目のスタートで予想もしていない事が!
いきなりのスタートからのエンジン不調。4000回転しか失火してエンジンが吹けない。
取りあえずブレーキバランスを調整しなければと思い5回位調整して走行を終えた。
進入速度が遅いのでLSDまでは確認出来なかったがブレーキバランスもそれなりの所までは調整出来た。
もちろんぶっちぎりの最下位。

エンジン不調の原因は燃料ポンプにあるようで振動で燃圧が変わっているらしい。
まだ新品にして1年しか使ってないのに...燃料ポンプなんてラリーではないのでスペアはなく、そのまま運を天に任すしかなかった。

調べて見ると悪くなるとエンジンをかけた状態から燃圧が落ちるらしいのでスタートラインに着くまで燃圧を見てダメならエンジンを切ったり燃料ポンプを殴る原始的な作戦しか手はなかった。

そして最後の1本。緊張のスタート!
回転を上げてクラッチをつなぐと「おおっ!加速できるー!!」こんなにスタートで嬉しかった事はない。その後のストレートで今年バージョンのHKSエンジンが本領を発揮して今まで体験した事のない加速領域へ「速っ!」ストレートエンドで我に返りブレーキバランスを確認しながらコーナリング中ブレーキを踏んでいると丁寧に踏み過ぎて減速が出来ずアウト側にはらんでしまった。その後も気合は入っているがコーナーのRが予想よりも低速でライン外しまくりエンジンもパワーが扱えず前半区間はメロメロ。

後半少し慣れてきたがやはりギヤのセレクトミスが出てしまった。
これが練習走行1本目だったら4本目までにかなり修正出来たのだけど仕方なかった。

次回の門前までにポンプを変えて今のスペックで練習して持ち込みたいね。
1ヶ月おきに大会があるので時間が本当に無いです...時間が欲しいです。

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コメント(1)

KUMASAN | 2013年6月 4日 13:04 | 返信

なかなかうまくいかないね。
がんばって!!

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