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2013年4月18日
本番前最終テスト(舗装路)

最終テストをホームコースの灘崎レークサイドパークで行った。
本当はタカタでやりたかったが車の準備の都合上仕方なく舗装路で行うことになった。
もちろんダート用のテストなのでドリフト主体での走行になる。

確認事項はまずエンジン、前回ストレート加速をメインで行ったが今回は各コーナーをドリフトで走るのでそれがどうか?と言うことが最重要確認事項だった。
昨年の車との違いはファイナルのみ。したがって2速でギリギリ走れていたコーナーがどうなのか?が確認したいポイントだった。いつも通り2速の低回転コーナーをサイドを引いて入ってみる。成功率は8割位で1割はサイドの時間が長かったり進入でカウンターがあたり過ぎるとトルクバンドから外れる。しかしファイナルを高くした割にはデメリットが少なかった。コーナーのクリッピング付近でギリギリのホイールスピンで旋回してコーナー出口手前ではアクセルコントロールをしないとホイールスピンが多くなる位トルクはかかっていた。言ってみれば程よいホイールスピンでコーナリング後半まで走れる感じだ。もちろんコーナリング後半は舗装路だがアクセルを抜かないとホイールスピンが多くなり横に車がスライドしてしまうが(笑)エンジン製作時に「扱い易いエンジン特性に!」とのリクエストでHKSさんに製作してもらったが満足の行くレベルに仕上がった。
コースによってはファイナルを下げた方が良いと思われるが、本来無駄なホイールスピンを抑えたい目的でファイナルをノーマルにしたのでこれで当分は走ってみようと思う

そしてもう一つはATSさんのカーボンLSDとカーボンクラッチ。昨年スペックで何とかギリギリニュートラルステアになるコーナーでグリップ走行とドリフト走行で確認した。
ファイナルが高くなっているので少しテールスライドするタイミングが遅くなることが予想されたが昨年レベルで曲がることが確認出来た。吊るし品をそのまま組んだだけだが2速でドリフトしてコーナーに入り、そのまま更に1速に入れて回り込むコーナーも問題なし。アクセルコントロールにも非常にナチュラルで乗り易い!フロントはこのままでも行けそうなので後はダートで確認だ。ただ1つリヤの追従性が上がり過ぎフロントも曲がり易くなるがリヤもイン側に付いてきてしまい少しタイミングがずれてしまった。今まではリヤが曲がり始める時に左右輪で抵抗になりグリップ力が落ちてテールスライドしてアンダーを消していたのがリヤの左右輪の抵抗が少ないせいかフロントと同時にリヤもグリップを保ったままコーナーに入ってしまうので現状のセッティングでは曲がるがアンダーも出る感じだった。もう少しサスペンションとの合わせが入りそうだ。

そして一番の驚きがカーボンクラッチ!2速でフェイント気味にスライドさせながら減速し1速に入れてサイドを引いて立ち上がる右コーナーがいつもより安定感があるのと乗っていて今までに無く簡単に感じる。今までは結構ブレーキングからターンインに気を使うコーナーだったが不思議な感じだった。

この「曲がりながらシフトダウン」時にどうしてもフロントタイヤが限界付近だと一瞬タイヤがロック気味になって姿勢が乱れたり切り替えしのタイミングがずれたりラインが外れたりするがどうやらカーボンクラッチが微妙に回転のズレを吸収してくれるために進入姿勢がキープしやすいみたいだった。LSD側でも姿勢キープに1役かっているかも知れない。舗装では昨年以上のタイムが出ているので本番が楽しみだ。

唯一の心配はダートで今年全然練習出来なかった事か。結構これは痛いな~(笑)

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コメント(2)

James | 2016年10月12日 16:49 | 返信

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Michael | 2016年12月15日 17:37 | 返信

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