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2011年7月21日
アジアパシフィックラリー選手権 ニュージーランド
今回はニュージーランドだ。
ニューカレドニアでハンドリングが良くなったがここではどうなるか楽しみだった。
テストはいつものコースだったが今度はオーバーステアが強くNG。
しかしショックは非常に良くなっていた。少し走っていろいろ試しているとオーバーステアも出なくなり良くなってきたのでその仕様で本番を迎えることにした。
ついでに去年速かったギルにもちょっとニュージーランドの走り方を教えてもらったし、
ハイデンのインカーも事前に研究済みだ(笑)
そしてラリー初日、やはり雨だった
SS1は予想外に調子が良くAPRCトップタイム。
昨年はほとんどのSSで負けていたチームメイトにも勝っている。
そして今日の山場の40kmのSS2だがフロントタイヤを交換したばかりなのでハンドリングが安定しない。やたらオーバーステアでイン側の石を踏んでパンクしてしまった。
すぐに交換にかかるが止まった場所が悪くジャッキが埋まり思わぬタイムロスで4分を失ってしまった。
気を取り直してSS3を走る。クリスとアリスターのS2000には負けたがNではトップタイム。いつも地元のNが速いのでこんな事は久しくなかったように思う。
テストと同様にハンドリングが良く乗りやすく仕上がっている。
SS4はベスト。SS5もベスト。今まで地元スペシャリストのハイデン・パドンになんか勝ったことが無いのに...ついに「キターーーーーー(嬉)」と言う感じだった
そして再び40kmのロングステージ、走っていてたぶん人生最高にニュージーランドが上手く走れていたと思う。非常に良い感じだったが後半の低速コーナーで落ちそうになりタイムロス。ハイデンに9秒負け、クリスにコンマ2秒...上出来でしょうーーーー
車のセッティングの改良だけでなくノートの改良も効果が出ていた。
しかしながらタイムを詰めるところは沢山あるのでまだまだいけそうだった。
そして2日目。朝から雨と霧と太陽で非常に見えづらいので少しペースダウン。
しかし砂利が多いコーナーが上手く走れない。昨日よりは砂利が多い路面だった。
地元ドライバーはかなりタイヤカットを入れていたので失敗した。
2周目に入り調子も上がって来たところで痛恨のブレーキミスで道路右側の土手に当たり跳ね返されて左側の川に転落してしまった。3m程落ちたので脱出も出来ずそのままリタイヤとなった。
なんでブレーキングミスしたか納得いかずペースノートを見てみるとペースノートのミスだった。したがってノートに忠実に走ると落ちる運命にあったようだ。
それにしてもこんなノートミスは最近なかった。たまたまコンボイレッキなのでそこで前車が止まっていたのか、集中が切れたのか・・・1周目は霧でペースダウンした区間でさらにレッキのビデオがなぜか欠落している区間だった。
リタイヤする時はこのような事が重なる事が多い。
車にはノレていたし今年3回目のリタイヤは痛い。
自分では気がつかない内に予想を超えたスピードが出ていたのかも知れない。
ノートも次のレベルにステップアップする時が来たように思う。
次回は北海道、もう1度初心にもどってMAX集中して行きたいと思う
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