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2011年6月22日
アジアパシフィックラリー選手権第3戦

今回は「天国に一番近い島」のニューカレドニアで行われた
初日は短いSSが4つあるのみで路面はウエット。
SS1はハイスピードでラインを外すといきなり滑る路面なので抑えて走った。
ベストタイムはフィンランドのケトマだったがアジパシの連中は同様に抑え目なタイムだった。あれだけ抑えてトップから5秒ならOKだった。
そして超スリッピーのSS2でリファットがマッドタイヤのアドバンテージで2位を10秒離すぶっちぎりのベストタイム。その後もリファットは調子良く首位で自分は4位だった。

そして2日目。たぶん今回のラリーのすべてだっただろう。
ある程度路面も乾いていると予想してハードコンパウンドでサービスを出たがなんとスーパースリッピー。ほぼすべてのコーナーが非常に滑る路面だった。
なんとか走りきったがとてもタイムがどうとか言うレベルに無いのは明らかだった。
なんと1分以上負けていた。チームメイトのギルもほぼ1分負け...

次のSSは更に滑り走りももうヨレヨレ。ドリフトしてもそのままコース外側まで滑り、ゆっくり走ってもただ遅いだけ。サイドブレーキもなぜか今回は効きが悪く打つ手も無くなった。

その後も路面は若干乾いてくるがまだまだスーパースリッピーでこちらはアンダーステア祭りでただ走ってる感じ。すべてのテクニックが封じられたような状態だったが最終SSは弱ウエットだったのでベストタイムが出た。

同じペースで走ってるのにこの差はなんなんだ??

元々今年の傾向でウエットや低速コースが遅く、ドライ、ハイスピードが速い傾向があったが今回のタイム差は異常だ。

最終サービスでフロントデフに問題がありそうと言うことで交換して3日目に望んだ。

違いはあるのか??スタートして3速の1コーナーを走ると「おっ!違う!!」今までは同様のコーナーなら出口でハンドルを切り込み状態だったのに弱オーバーステアになっている。その後のハイスピードコーナーもかなりイメージに近い感じとなった。

走りながら「キターーーーーー!!」と思った。

たぶんこれが悪かったのだろう...

少しジャンプで飛びすぎた時だと思うがオイル漏れが始まっていた
SSゴール手前2kmでエンジンがストップ。リタイヤとなってしまった。

後での話しだがなんとオイルフィルターに穴が開いていたそうだ。
別に潰れたわけではなくたまたま石がアンダーガードとフィルターの間で暴れた感じだったそうだ。

2戦リタイヤは痛い。そのどちらもコースアウトしているわけでなく道の上でのリタイヤ...去年はツキも見方にしていたが今年はどこかに行ったみたいだ。

次回NZは気合い注入で行こうと思う


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コメント(1)

AQUAの旦那 | 2011年6月26日 17:43 | 返信

こんにちは、ニューカレドニアの高橋です。

オイルフィルターに穴って、、、残念でしたね。

ブログの方に動画とフォトアルバムのアドレス貼ってありますので、良かったら御覧ください。ちなみに田口さんはいつも一番先頭で飛び込んでくるので、撮影失敗率が高いです、、。

http://aquanodanna.blog116.fc2.com/blog-entry-570.html

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