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2025.03.19
2025年全日本ダートトライアル選手権第1戦 いなべ
2025年が始まった。
今回は1ヶ月前に走った練習会から話そうと思う。練習会は雨上がりでFFやFRはスタックもしてたがやっとゴール出来る路面状況。
いなべのコースは超マッド路面だ。ある程度路面も良くなって走ってもヌルヌルで滑る。問題はタイムが全く出ない事だった。ライバルの鎌田&谷田川選手に何本走っても1秒近く負け続ける(泣)
我がHKSランサー殺しのようなコースだった!
まずラインを少しでも外すと滑るのでアプローチの幅がない、更に逆キャンバーコーナーや登りタイトコーナーが多く全く車が曲がらない。サイドを引いてもライン上でも元々グリップが無いので一気に車が回らない、仕方なく更にスピードを抑えてフロントのグリップを確保してサイド入れてもスピード足りないからやっぱりスパッと向きが変わらない。またコーナーのアプローチが遅すぎて1速でも回転低過ぎでパワーバンドから外れてしまっている。ノーマルのエボよりトレッドが広いので余計曲がれない感じ。ストレートはギャップの周波数が全く合わずどんどんと跳ねる状態。正に八方塞がりとはこの事だった。とても本戦でライバルと競える気がしないが、もうここまで来たら失敗しても大きく変更するしか無いと言う事で、急遽大幅な仕様変更を行う事になった。前後スプリングの変更、ショックの仕様変更を行い本戦を迎えた。
本戦の練習走行はマッドタイヤを更にカットした物もテスト、いろいろ変更してるので様子見で走るがタイムはトップ炭山選手から1.8秒で車の状態も良く感じる。またあまり信じて無かったタイヤカットも良い感じ(笑)
そして本戦の1本目スタートしてすぐの右コーナーで少し詰まったのと奥の登りで少しタイミングが早くミスしたがタイムはトップ鎌田選手から0.2秒落ちの2番手タイム!上出来だ!すぐ後ろに練習走行1位の炭山選手。
そして2本目、更に曲がる方向でリヤスタビと車高を調整。路面的にはタイムダウンする感じだったがアタックちょっとギャップを必要以上に抑えたのと登りストレートがイマイチだったのでタイムダウン。
結局誰もタイムアップ出来ず2位で終えた。
優勝は鎌田選手、おめでとうございます。
また今回3位だった炭山選手は練習走行と2本目もトップで全然勝ってもおかしくなかった。車はかなり仕上がってた感じだった。
次回は得意なタカタ、優勝が欲しいね!