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2024.10.21
2024年全日本ダートトライアル選手権第8戦 タカタ
全日本ダートラも最終戦、今回は地元コースのタカタだ。
事前テストから調子も良く良い状態で大会を迎えられていたが、練習走行で横幕のバナーでイン側が見え辛く、そこは様子見で走ったのだが、次のコーナーでタイミングがズレてなんと転倒してしまった。
とりあえずタカタの社長に重機でフロント周りを引っ張って修復してもらい、岡山まで帰ってHKSメンバーに朝方までかかって修復。
なんとか走る事が出来るようになった。
決勝1本目、足回りは異常ないのに全く車が安定しない、ブレーキが効かない、リヤもキョロキョロすぐ出るので全く安定しない。
いつもはサイドブレーキ使わないと曲がらない所でもリヤが出て来る。
ホームコースで練習してるコースだけに運転のリズムが崩れてしまった。
タイムはトップから1.4秒落ちの3番手。残念ながらこれ以上速く走れる気がしない。
カナードとリヤウイングが無くなった影響がこんなにあるとは!!
とりあえずリヤをブレーキや切り込みで安定させないといけない。今までのモータースポーツ人生初のいきなりリヤ車高20mmダウン!1本目はそれぐらいのリヤ荷重抜けを感じていた。
そして2本目。
1コーナーのブレーキングで少しリヤがでるがOKレベル。しかしやはり新コースのクレスト左が不安定なのとストレートエンドの減速感が無い。その後のS字もリヤが出てクレストで切り込みが遅れる程だった。
その後もリヤが安定しないのでイン側にひっかけるしショートカット登りの手前でフルオーバーになるし…リヤウイングの大切さを思い知らされた。
タイムはトップから0.4秒遅れの4番手だった。とりあえず現状出来る事は出来た感じだったが空力分グリップが落ちているのはどうにもならなかった。
チームにも最終戦勝って気持ちよく終わりたい所だったが、逆に過酷なレースになってしまい、本当に申し訳なく残念だった。
優勝は鎌田選手、2勝目おめでとうございます。
終わりは悪かったが2024年のシリーズチャンピオン!
チーム、スポンサー、関係者、ファンの皆様ありがとうございました!