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2023.03.22
2023年全日本ダートトライアル選手権第1戦 京都
2023年の初戦は京都のコスモスパークから始まった
今年からHKS Motor Sportからのエントリーとなり車両も三菱ランサーエボリューションXとなった。
事前テストではサスペンションを中心に行い基本セットが出来た状態で乗り込んだ。
決勝当日、路面は昨晩の雨でウエットだったが走行が近くなるにつれて乾いていった。
1本目、路面はほぼドライでタイヤは通常のヨコハマA053をチョイス
スタート後3コーナー目の左コーナーでハンドルを切るタイミングがずれて少しアウト側にラインが外れたが他はほぼノーミスでゴール。
タイムはトップ炭山選手から0.7秒差の2位だった。
後ろにも0.06秒で谷田川選手、同秒に亀山選手も入っていた。
ミスは1ヶ所、ミスしなくても0.2‐0.3秒速くなるかどうかのレベルなので上手く走っていても炭山選手のタイムは無理だっただろう。
2本目が迫ってきた
路面は更に乾いていっている。頼みの綱は硬質タイヤが使える路面になるかどうか
前のクラスを見ているとヨコハマタイヤ勢がトップを獲っている!
自分のクラスの前に9クラスあるがそのうちの6クラスで優勝している。
間違いなくタイヤのアドバンテージが出ている!!
タイヤは迷うことなくA036の硬質タイヤをチョイス、唯一の不安は今年のHKSサスペンションセットでこのタイヤで走ったことが無いことだった。でもタイムは絶対出るはず。
少し硬質路面用にサスセッティングも変更。
そして2本目
アクセルコントロールを多用し進入でのリヤの滑りを抑えつつブレーキは縦方向で減速時間を短くする舗装の走り方に近い走りを心掛けた。前半は全くミスも無く良い感じ。サスペンションもバランスが取れているので変なアンダーも出ないので自信をもってコーナーに入っていける!
中盤と最終コーナーでリヤタイヤが少し滑る路面に乗ったが問題なくゴールを迎えた。
タイムは1分22秒4のベストタイムで残る後ろ3台のタイム待ちとなった。
谷田川選手23秒5。続く好調鎌田選手は1本目に続き車両トラブル。
残るは炭山選手のみ、中間タイムがアナウンスされ0.6秒差!!これは勝てるかも!
そして炭山選手のゴールタイムは22秒8で自分の優勝が決まった!!
HKS Motor Sportでの全日本初参戦でのデビューウインとなった。
いろいろ準備は頑張ってやってきていたが運も味方に付けて最高の結果となった
まだまだ開発中で連勝出来る実力まではいっていないので出来るだけ今後も食らいついていけるようにしていきたいと思います!